弁護士をどう選ぶか

 当事務所では、できるだけ他の弁護士の話も聞いた上で当事務所に依頼されるかどうか決めて頂くことを推奨しています。同じ案件でも弁護士によってアプローチの仕方が違うこともあるでしょうし、私よりもその案件を巧みに処理できる弁護士や、もっと安い費用で引き受けてくれる弁護士に出会うかも知れません。このため、緊急性のある案件は別ですが、初回のご相談のときにそのまま依頼を受けるということはしておりません。一旦お帰りいただき、依頼してよいものか熟慮いただいて、できるだけ他の弁護士の話も聞いて、それでも私で良ければお引き受けするということにしております。

 

 本題ですが、弁護士選びに際しては、何人かの弁護士に面談して、一番話がしやすかった人を選ぶと良いように思っています。弁護士と依頼者の相性が悪いと良いことはありません。依頼者と弁護士の会話がかみ合わないようだと、打ち合わせをしてもなかなか結論も出ず、お互いストレスがたまります。この弁護士さんは苦手なタイプだなあ、と思うようだったら、別の人にした方が良いと思います。

 時折他の弁護士に依頼している方が相談に来られますが、頼んでいる弁護士に自分の言いたいことが伝わっていないというのが実に多いのです。頼んでいる弁護士さんは私も知っているとてもしっかりした弁護士さんだったりします。こういうことは、やはり弁護士と依頼者の相性が原因で生じるのではないかと思うのです。

 

 

 

 

 

 

2022年12月03日